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ヨメとムスメ(3歳)の3人暮らし。アメリカに渡ってSUSHI BARを開くのが夢。コメントくれると小躍りして喜びます。                                          


by h-trujillo
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思うこと その1

ここ1週間くらいいろいろと考えてました。
仕事のこと、自分のこと、を。
パヒューム聴きながら。ww

自分のノートに書き留めておけばいいんだろうけどあえてここで晒してみようと思う。





テレビ。

なんかちょっと感動モノの番組で泣いたりする事がある。

映画や音楽で泣く事もある。
ほんと、たまーにだけど。
何年か前、それこそ結婚前にOZZY OSBOURNEのコンサート行ってMr.Crowlyをナマで聴いて号泣したりもしました。

映画って、1800円はらったら感動させてもらえるんだよね。
音楽もそう。
俺がバンドしてた時に、俺等の曲を聴いて泣いてた人とかいたし。
1500円のチケットで。
テレビの世界仰天ニュースなんて無料で思わず泣いてしまうよーなコンテンツ放送してるし。

でも料理を金払って食べにいって泣く事ってないよね。
ミスター味っ子とかの中ではそんなシーン見たことあるけど。

別に泣ける料理が食べたいとか作りたい、ってわけじゃないんだけど。

なんでかな?って思ってずーっと考えてみた。

で、とりあえず答えとして行き着いたのは、

『料理は期待されてない』ってこと。

語弊がある書き方なんだけど。
そりゃー、お店にお金払って食べに行く以上、期待して食べにいくし、期待以上のモノを出そうって頑張るんだけど。

でも語弊を恐れずに言うなら『料理は期待されてない』ってことになるんだと思う。

それはなぜか。

たとえば刺身。
鯛の刺身をオーダーしたとする。
お客さんは頼んだ瞬間からもう、『鯛を切ったのが出てくる。』って思ってる。
そしてもちろん作る側も鯛を切ったのをお出しする。
だって鯛の刺身なんだもん。

これってもうそこに『期待』ってのは無いよね。

もちろん、そこに昆布で〆たり湯引きしたり、塩で食べてもらったり、変わり醤油で食べてもらったり、っていろいろと期待以上の事をしよう、って思ったりするわけですが。

そこに泣くほどの感動ってのは無いと思う。
もちろん、殴られるほどの衝撃を受けるおいしい食べ方、ってのはどこかにあるかもしれない。

でもそんな食べ方に出会うこと、作ることって本当に稀なこと。

たしかに自分でなんか作ってみて、思わず大笑いしてしまうくらい美味しいモノが出来上がることもあるけど。









だからなんなんだ?って話なんだけどさ。

やっぱ料理で泣くほど感動させたいよな、ってこと。
いつかくるその時を信じて明日もがんばります。
パヒューム聴きながら。
by h-trujillo | 2008-07-17 00:14 | 仕事のこと